“計算”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けいさん72.2%
かんじやう5.6%
かんじょう5.6%
かんぢゃう5.6%
カウント5.6%
カルキュウル5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また或時あるとき、市中より何か買物かいものをなしてかえけ、鉛筆えんぴつを借り少時しばらく計算けいさんせらるると思ううち、アヽ面倒めんどうだ面倒だとて鉛筆をなげうち去らる。
二人は交代かはるがはるに振返つては、もう何間歩いたか胸で計算かんじやうしながら、二町許りで本郷館の前まで来た。
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
あるじいさんが、途中とちゅう財布さいふしてかね計算かんじょうしているのをた。乞食こじきは、さっそくそばへきて、地面じびたちている小石こいしひろって
つばめと乞食の子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ヂュリ 内實なかみの十ぶん思想しさうは、言葉ことばはなかざるにはおよばぬ。かぞへらるゝ身代しんだいまづしいのぢゃ。わしこひは、分量ぶんりゃうおほきう/\なったゆゑに、いまその半分はんぶんをも計算かんぢゃうすることが出來できぬわいの。
「さあ。計算カウントに入らないんだから、別に妨害にはなるまい」
勝ち運負け運 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
一体球賭盤ルウレット必勝法システムには、たとえばシャルル・アンリの倍賭法パロリ、アランベエルの早見法バレエム、ウエルスの勝ち乗り法モンタントなぞと、およそ一万もありますが、計算カルキュウル罫線フィギュウルで勝てるわけがないんですヨ。