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計算
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けいさん
ふりがな文庫
“
計算
(
けいさん
)” の例文
また
或時
(
あるとき
)
、市中より何か
買物
(
かいもの
)
をなして
帰
(
かえ
)
り
掛
(
が
)
け、
鉛筆
(
えんぴつ
)
を借り
少時
(
しばらく
)
計算
(
けいさん
)
せらるると思ううち、アヽ
面倒
(
めんどう
)
だ面倒だとて鉛筆を
抛
(
なげう
)
ち去らる。
瘠我慢の説:05 福沢先生を憶う
(新字新仮名)
/
木村芥舟
(著)
俺
(
おれ
)
が
先達
(
せんだつ
)
て
先祖
(
せんぞ
)
の
計算
(
けいさん
)
をして、四十
代前
(
だいまへ
)
の
俺
(
おれ
)
の
先祖
(
せんぞ
)
の
數
(
すう
)
が、一
萬
(
まん
)
九百九十五
億
(
おく
)
二千一百六十二
萬
(
まん
)
五千七百七十六
人
(
にん
)
だといふ
莫大
(
ばくだい
)
な
數字
(
すうじ
)
を
發表
(
はつぺう
)
した
時
(
とき
)
には
ハガキ運動
(旧字旧仮名)
/
堺利彦
(著)
但
(
たゞ
)
し
櫻島
(
さくらじま
)
はかういふ
大噴火
(
だいふんか
)
を
百年
(
ひやくねん
)
或
(
あるひ
)
は
二三百年
(
にさんびやくねん
)
の
間隔
(
かんかく
)
を
以
(
もつ
)
て
繰返
(
くりかへ
)
すので、
隨
(
したが
)
つて
鎔岩
(
ようがん
)
の
流出量
(
りゆうしゆつりよう
)
も
多
(
おほ
)
く、
前回
(
ぜんかい
)
の
場合
(
ばあひ
)
は
一
(
いち
)
・
六
(
ろく
)
立方粁
(
りつぽうきろめーとる
)
と
計算
(
けいさん
)
せられてゐるが
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
余
(
よ
)
の
陳列所
(
ちんれつじよ
)
の
雨垂
(
あまだ
)
れ
落
(
おち
)
に
積重
(
つみかさ
)
ねてある
打製石斧
(
だせいせきふ
)
は、
數
(
かぞ
)
へては
見
(
み
)
ぬが、
先
(
ま
)
づ
謙遜
(
けんそん
)
して六七千
箇
(
こ
)
は
有
(
あ
)
ると
云
(
い
)
はう。
精密
(
せいみつ
)
に
計算
(
けいさん
)
したら、
或
(
あるひ
)
は一
萬
(
まん
)
に
近
(
ちか
)
いかも
知
(
し
)
れぬ。
探検実記 地中の秘密:05 深大寺の打石斧
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
それからしばらくして、お百姓さんはまた
牝牛
(
めうし
)
を一
頭
(
とう
)
買いました。お百姓さんはそいつを
殺
(
ころ
)
して、さて、どのくらいになるだろうかと、
胸
(
むね
)
で
計算
(
けいさん
)
をしてみました。
うまい商売
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
▼ もっと見る
そのほか
道路
(
どうろ
)
の
破損
(
はそん
)
、
橋
(
はし
)
の
流
(
なが
)
れおちたもの
等
(
など
)
を
加
(
くは
)
へて、
總損失
(
そうそんしつ
)
一億一千三百餘萬圓
(
いちおくいつせんさんびやくよまんえん
)
、その
復舊費
(
ふつきゆうひ
)
二千四百餘萬圓
(
にせんしひやくよまんえん
)
を
入
(
い
)
れると
合計
(
ごうけい
)
一億三千七百餘萬圓
(
いちおくさんぜんしちひやくよまんえん
)
といふ
計算
(
けいさん
)
でした。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
なんだかすこし
安
(
やす
)
すぎるので、
正直
(
しょうじき
)
な
彼
(
かれ
)
は、そのままにしておけない
気
(
き
)
がして、
公園
(
こうえん
)
のベンチのところでポケットから、
手帳
(
てちょう
)
と
鉛筆
(
えんぴつ
)
を
取
(
と
)
り
出
(
だ
)
して
計算
(
けいさん
)
をはじめました。
世の中へ出る子供たち
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ジャンセエニュ
先生
(
せんせい
)
は、なんでもよくお
出来
(
でき
)
になるのですが、この小さな
生徒
(
せいと
)
たちに
先
(
ま
)
ず
計算
(
けいさん
)
の
仕方
(
しかた
)
をお
教
(
おし
)
えになります。
先生
(
せんせい
)
はローズ・ブノワさんにこうおっしゃいます。
母の話
(新字新仮名)
/
アナトール・フランス
(著)
が、
其上
(
そのうへ
)
修業
(
しうげふ
)
をさせるとなると、
月謝
(
げつしや
)
小遣
(
こづかひ
)
其他
(
そのた
)
は
宗助
(
そうすけ
)
の
方
(
はう
)
で
擔任
(
たんにん
)
しなければ
義理
(
ぎり
)
が
惡
(
わる
)
い。
所
(
ところ
)
が
夫
(
それ
)
は
家計上
(
かけいじやう
)
宗助
(
そうすけ
)
の
堪
(
た
)
える
所
(
ところ
)
でなかつた。
月々
(
つき/″\
)
の
收支
(
しうし
)
を
事細
(
ことこま
)
かに
計算
(
けいさん
)
して
見
(
み
)
た
兩人
(
ふたり
)
は
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
言はれて
雲飛
(
うんぴ
)
は
仔細
(
しさい
)
に
孔中
(
こうちゆう
)
を
見
(
み
)
ると果して小さな
堂宇
(
だうゝ
)
があつて、
粟粒
(
あはつぶ
)
ほどの大さで、
一寸
(
ちよつと
)
見
(
み
)
た
位
(
くらゐ
)
では
決
(
けつ
)
して
氣
(
き
)
が
附
(
つか
)
ぬほどのものである、又た
孔竅
(
あな
)
の
數
(
かず
)
を
計算
(
けいさん
)
するとこれ亦た九十二ある。
石清虚
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
あなたのお父さんが 何にかしきりに
計算
(
けいさん
)
してゐるでせう
小熊秀雄全集-22:火星探険―漫画台本
(新字旧仮名)
/
小熊秀雄
(著)
地震計
(
ぢしんけい
)
の
觀測
(
かんそく
)
によるときは、
初動
(
しよどう
)
の
方向
(
ほうこう
)
も
觀測
(
かんそく
)
せられるので、
隨
(
したが
)
つて
震原
(
しんげん
)
の
方向
(
ほうこう
)
が
推定
(
すいてい
)
せられ、
又
(
また
)
初期微動繼續時間
(
しよきびどうけいぞくじかん
)
によつて
震原距離
(
しんげんきより
)
が
計算
(
けいさん
)
せられるから
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
多
(
おほ
)
く
人足
(
にんそく
)
を
使用
(
しよう
)
したのを
一人
(
ひとり
)
の
勞作
(
らうさく
)
に
直
(
なを
)
して、一
日
(
にち
)
平均
(
へいきん
)
七
時間
(
じかん
)
と
見
(
み
)
ると、
方
(
まさ
)
に八十
餘日
(
よにち
)
を
費
(
つひや
)
した
計算
(
けいさん
)
である。
探検実記 地中の秘密:20 大森貝塚の発掘
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
A だつて
君
(
きみ
)
、
若
(
も
)
しか
國民
(
こくみん
)
の
多數
(
たすう
)
が
年始状
(
ねんしじやう
)
を
出
(
だ
)
す
樣
(
やう
)
な
氣
(
き
)
になつて
見
(
み
)
たまへ。
俺
(
おれ
)
の
計算
(
けいさん
)
に
依
(
よ
)
れば、
少
(
すくな
)
くとも三千四百五十六萬七千八百九十九
枚
(
まい
)
の
葉書
(
はがき
)
が
衆議院
(
しうぎゐん
)
に
舞
(
ま
)
ひこむ
譯
(
わけ
)
だ。
ハガキ運動
(旧字旧仮名)
/
堺利彦
(著)
二人
(
ふたり
)
は、
四
(
よ
)
つ
辻
(
つじ
)
のところで、また
別
(
わか
)
れたのです。
先刻
(
せんこく
)
から、
正吉
(
しょうきち
)
の
頭
(
あたま
)
の
中
(
なか
)
で、もやもやしていたものがあります。それは、レストランの
計算
(
けいさん
)
が、ちがっているような
気
(
き
)
がしたのでした。
世の中へ出る子供たち
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
同教授
(
どうきようじゆ
)
の
計算
(
けいさん
)
によると、
火口
(
かこう
)
から
打出
(
うちだ
)
されてから
山麓
(
さんろく
)
或
(
あるひ
)
は
海面
(
かいめん
)
に
到達
(
とうたつ
)
して
靜止
(
せいし
)
するまでの
平均
(
へいきん
)
の
速
(
はや
)
さは、
毎秒
(
まいびよう
)
二十米以上
(
にじゆうめーとるいじよう
)
であつて、
最大
(
さいだい
)
毎秒
(
まいびよう
)
百五十米
(
ひやくごじゆうめーとる
)
にも
及
(
およ
)
び
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
若
(
も
)
し
君
(
きみ
)
の
計算
(
けいさん
)
に
讓歩
(
じやうほ
)
するとしても、二千三百四十五萬六千七百八十九
枚
(
まい
)
が
舞
(
ま
)
い
込
(
こ
)
むんだ。
ハガキ運動
(旧字旧仮名)
/
堺利彦
(著)
讀者
(
どくしや
)
は
初期微動時間
(
しよきびどうじかん
)
だけを
知
(
し
)
つて
震原距離
(
しんげんきより
)
を
計算
(
けいさん
)
して
出
(
だ
)
すことは、
算術
(
さんじゆつ
)
のたやすい
問題
(
もんだい
)
たることを
氣附
(
きづ
)
かれたであらう。
實際
(
じつさい
)
われ/\はこの
計算
(
けいさん
)
に
一
(
ひと
)
つの
公式
(
こうしき
)
を
用
(
もち
)
ひてゐる。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
前
(
まへ
)
に
述
(
の
)
べた
通
(
とほ
)
り、
初期微動
(
しよきびどう
)
の
繼續時間
(
けいぞくじかん
)
は
震原距離
(
しんげんきより
)
の
計算
(
けいさん
)
に
利用
(
りよう
)
し
得
(
え
)
られる。この
繼續時間
(
けいぞくじかん
)
の
正確
(
せいかく
)
なる
値
(
あたひ
)
は
地震計
(
ぢしんけい
)
の
觀測
(
かんそく
)
によつて
始
(
はじ
)
めて
分
(
わか
)
ることであるけれども、
概略
(
がいりやく
)
の
値
(
あたひ
)
は
暗算
(
あんざん
)
によつても
出
(
で
)
て
來
(
く
)
る。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
“計算”の解説
計算(けいさん)とは、与えられた情報をもとに、命題に従って演繹することである。計算に使用される手続きはアルゴリズムと呼ばれる。計算を行う装置や機械は、計算機という。対人関係において、戦略をアルゴリズムとして状況を有利に運ぶことも時に「計算」と表現される。
(出典:Wikipedia)
計
常用漢字
小2
部首:⾔
9画
算
常用漢字
小2
部首:⽵
14画
“計算”で始まる語句
計算尺
計算翁