“氣附”の読み方と例文
新字:気附
読み方割合
きづ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
市街しがい中心地ちゆうしんちける潰家かいかもとに、大火災だいかさいとなるべき火種ひだね培養ばいようせられつゝあつたことを氣附きづかないでゐたのである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
地球内部ちきゆうないぶにまで偵察ていさつ出掛でかけそれがふたゝ地球ちきゆう表面ひようめんあらはれて報告ほうこくをなしつゝあることが氣附きづかれたことである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
しかるにわがくに地震史ぢしんしにはみぎのような現象げんしようおこつたことの記事きじ皆無かいむであるのみならず、明治以後めいじいご大地震調査だいぢしんちようさおいてもいまだかつて氣附きづかれたことがない。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)