“再”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ふたゝ38.8%
ふたたび17.4%
また15.7%
ふたた9.9%
9.9%
さい2.5%
ふたゝび1.7%
かさ0.8%
たび0.8%
ふた0.8%
(他:2)1.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“再”を含む作品のジャンル比率
自然科学 > 地球科学・地学 > 地震学(児童)100.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)1.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
としつて、ふたゝ双六すごろく温泉をんせんあそんだとき老爺ぢいなかつた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
これはたしかに有望いうばうだとおもつて、あいちやんは振向ふりむきさまふたゝかへつてました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
一たん正業に就きて文事に遠ざかるとも、やがて相応の身分となり幾分の余裕を得て後ふたたび筆を執るも何ぞ遅きにあらんや。
小説作法 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
種々申し慰め候へども、一向耳に掛くる体も御座無く、且は娘容態も詮無く相見え候間、止むを得ずふたたび下男召し
尾形了斎覚え書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
『それぢや何だね、』と、健はまた老女の方を向いた。『此児これの弟といふのが、今年八歳やつつになつたんだらう。』
足跡 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
とお由は唸つた。眼が開き相だ。松太郎は何と思つたか、またゴロリと横になつて、眼をつぶつて、呼吸いきを殺した。
赤痢 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
甚兵衛はもうたいへん金をもうけていましたし、こわれた人形を見ると、ふたたび人形を使う気にもなりませんでした。
人形使い (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
とお見物けんぶつむと、私達わたくしたちふたた岩屋いわや内部なかもどってました。
「父からのかたみでこれだけは残しておいたもの、た会う日に返してくれればいい、我らのかたみにしまっておいてくれ。」
津の国人 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
翌朝になると、彼等はたのこのこと、馬の糞のように集まって来て、箱の前に呑気のんきな顔を列べて、愛書家の群を待っている。
愛書癖 (新字新仮名) / 辰野隆(著)
子供こどもは、さい三おじいさんに、こうしてわれたので、なにか返事へんじをしなければわるいとおもったのか、
雪の上のおじいさん (新字新仮名) / 小川未明(著)
金魚屋きんぎょやは、その住宅じゅうたく土地とちとを抵当ていとうにして老人ろうじんられて、さいさい立退たちのきをせまられている。
金魚は死んでいた (新字新仮名) / 大下宇陀児(著)
然しふたゝびかほげた時は、平生の通り静かなわるびれない態度を回復してゐた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
千登世ちとせははら/\し、彼の體躯からだにつかまつて「およしなさい。そんな無理なことなすつちや取返しがつかなくなりますよ」と言つて、圭一郎をふたゝび寢かせようとした。
業苦 (旧字旧仮名) / 嘉村礒多(著)
かさねてたずねますと、哲人は平然と、
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
羅府ロスアンゼルスから来たシェンク弁護士のほかに、フォニックスの弁護士としてヘルマン・ルウコウイッツと、ジョセフ・B・ザバサック、この三人が被告側の弁護人、検事は、前にたびたび出て来ているアンドリウス氏と、ハリイ・ジョンソン。
アリゾナの女虎 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
が、ふたび一まえすすむと、またもやすぐに朦朧もうろうえかかる……。
もう姫君ひめぎみんだのだ、んでしまへば、もうこのはなも、とりも、うたも、ふたヽびきくこともみることもできないのだ。
桜さく島:見知らぬ世界 (新字旧仮名) / 竹久夢二(著)
八つの声が答へて、彼等は訓練せられた所作のやうに、タチマチ一度に、草の上にクツロぎ、フタタビ杖をヨコタへた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
声はフタタビシヅかになつて行つた。独り言する其声は、彼の人の耳にばかり聞えて居るのであらう。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)