“再挙”の読み方と例文
旧字:再擧
読み方割合
さいきょ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちかく再挙さいきょをはかることは、もちろんだ。奇術師のわたしには、どんなあついとびらも、どんなげんじゅうなじょうまえも、すこしも、やくにたたないのだ。
怪奇四十面相 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
「よし、残念だが、背に腹はかえられない。十分のあいだにここを逃げだして、再挙さいきょをはかることにしよう」
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
この時に当りて徳川家の一類に三河みかわ武士の旧風きゅうふうあらんには、伏見ふしみ敗余はいよ江戸に帰るもさらに佐幕さばくの諸藩に令して再挙さいきょはかり、再挙三拳ついにらざれば退しりぞいて江戸城を守り
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)