“再建”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さいこん76.9%
さいけん23.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本堂を再建さいこんしたことや、その本堂が先代の時に焼けてしまったことや、この人の弟子に越前の永平寺えいへいじへ行った人があったことなどを話した。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
「法隆寺に火がついたら、こゝをけるのや、と太子様が言やはりましたや。再建さいこんに要るだけのお金がちやんとめておますのやさうな。」
「そういうわけで、来年のお正月の拝賀式はいがしきは、この再建さいけん日本のかくごをかためるためにも、べつしておごそかにとりおこなわなければなりません。」
美しき元旦 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
「わたくしは、この港をえらび、造船所をつくって、海軍を再建さいけんしたかたに向かって、こういうすべてのものをつくりだした王さまにむかって、脱帽だつぼういたします。」