“職業”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうばい26.4%
しごと25.0%
しょくぎょう15.3%
しよくげふ9.7%
しやうばい8.3%
くち4.2%
しょうべい1.4%
しょうべえ1.4%
しよくぎやう1.4%
しよくげう1.4%
なりはひ1.4%
なりわい1.4%
クウルチザンヌ1.4%
トレイド1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「職業(しょうばい)なら、何もおかしいこと無いじゃない? 食って行くためなら、どんなことだって、しなくちゃならない時世なんだもの。」
街底の熔鉱炉 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
キャラコさんは、ここから御殿場(ごてんば)のほうへくだり、茜さんは、仙石原(せんごくばら)のほうへおりて、それから東京へ職業(しごと)をさがしに行くのである。
キャラコさん:03 蘆と木笛 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
村(むら)に、なんの職業(しょくぎょう)ということもきまらずに、日(ひ)を送(おく)っているりこう者(もの)がありました。村(むら)の人々(ひとびと)は、その人(ひと)をりこう者(もの)といっていました。
天下一品 (新字新仮名) / 小川未明(著)
鍛冶(かぢ)は其(そ)の時(とき)仕事(しごと)が支(つか)へて居(ゐ)たが、それでも恁(か)ういふ職業(しよくげふ)に缺(か)くべからざる道具(だうぐ)といふと何處(どこ)でもさういふ例(れい)の速(すみやか)に拵(こしら)へてくれた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「職業(しやうばい)ではありません。職業(しやうばい)では迚(とて)も殺生は出来ません。料理は芸の一つで、芸には工夫とそれに附物(つきもの)の楽(たのし)みといふものがありますからね。」
無論これは方々に職業(くち)を求めて求め兼ねた末の事であるが、或日曜日の事、不図思付いて木下主筆を其自宅に訪問した。
病院の窓 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
お前もずいぶん、女子供を買って来て危ねえ芸当をさせて銭をもうける職業(しょうべい)に似合わねえ、あのくらいの仕置(しおき)が見ていられねえでどうする。
いかに虎列剌がこの節の流行物(はやりもの)でも、吐瀉下痢(はきくだ)して息をひきとれば、これも虎列剌ですはひどかろう。いってえ、おめえらの職業(しょうべえ)はなんだ。……おい、よく聞け。
顎十郎捕物帳:05 ねずみ (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
野蠻未開(やばんみかい)の社會に於ては分業盛に行はれず、大工、土方の如き固り獨立(どくりつ)して存す可き職業(しよくぎやう)にあらず。此故に住居新築(じうきよしんちく)の擧有れば隣人(りんじん)相(あひ)補(たす)けて土木の事に從(したか)ふを常とす。コロボックルも亦然りしならん。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
三人(にん)居縮(ゐすく)んで乞食(こじき)のやうな活計(くらし)をするも、餘(あま)り賞(ほ)めた事(こと)では無(な)し、何(なん)なりと口(くち)を見(み)つけて、今(いま)の内(うち)から心(こゝろ)がけ最(も)う少(すこ)しお金(かね)になる職業(しよくげう)に取(とり)かへずば、行々(ゆく/\)お前(まへ)がたの身(み)の振(ふり)かたは無(な)く
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
みじめなるエレン夫人が職業(なりはひ)のミシンの針にしみる雨かな
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
仕立屋(したてや)芋屋駄菓子屋(だがしや)挑灯屋(ちょうちんや)なぞ昔ながらの職業(なりわい)にその日の暮しを立てている家(うち)ばかりである。
職業(クウルチザンヌ)、一。——俳優、二——。以上の内、未婚の婦人は二人。……ガイタンヌ・ド・グウマンヴィル嬢(さん)、スュジイ・リセット嬢。
墓地展望亭 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
職業(トレイド)によって何時の間にか集団して、それが又其の町の専門とも特徴ともなるのが、亜米利加の地方都市の一傾向なのだが、その方面から観ると、オウオソは、四囲に欝蒼たる森林を控えて
双面獣 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)