“職業”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しごと27.0%
しょうばい23.8%
しょくぎょう17.5%
しやうばい7.9%
しよくげふ7.9%
くち4.8%
しょうべい1.6%
しょうべえ1.6%
しよくぎやう1.6%
なりはひ1.6%
(他:3)4.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“職業”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語(児童)15.4%
歴史 > 日本史 > 日本史2.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)1.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
若い漁師はそれを聞いて、この人たちは詩を作ることを、魚を獲ることと同じように、立派な職業しごとだと考えているらしい。
艸木虫魚 (新字新仮名) / 薄田泣菫(著)
猛獣使ひが余り名誉な職業しごとで無いと同じやうに、井上侯を手管てくだに取るのも、大して立派な事業しごとでは無かつた。
親戚みよりも無し、職業しょうばいも無し、金も無いの人が、これから他国を彷徨うろついて、末はうなることであろう。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
職業しょうばいなら、何もおかしいこと無いじゃない? 食って行くためなら、どんなことだって、しなくちゃならない時世なんだもの。」
街底の熔鉱炉 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
それが、自分じぶん職業しょくぎょうであるうえは、たとえ一けんといってもててしまうわけにはいきませんでした。
薬売りの少年 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ところがこの河岸かわぎしむれの中にビンズマティーとう一人のいやしい職業しょくぎょうの女がおりました。
手紙 二 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
それは大切だいじ大切だいじな、職業しやうばい道具のはひつた、手品の種の袋を船の中に置き忘れてきてしまつたのです。
小熊秀雄全集-14:童話集 (新字旧仮名) / 小熊秀雄(著)
「へへへ……」客は海老のやうに腰をかゞめて恐縮した。「実はその、先生、私どもの職業しやうばいは天麩羅屋なんでしてね。」
職業しよくげふその種々雜多しゆ/″\ざつた素因そいん混亂こんらんしてたがひあい交渉かうせうするので
建築の本義 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
職業しよくげふはとへば、いえ別段べつだんこれといふもの御座ござりませぬとて至極しごく曖昧あいまいこたへなり
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
無論これは方々に職業くちを求めて求め兼ねた末の事であるが、或日曜日の事、不図思付いて木下主筆を其自宅に訪問した。
病院の窓 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
何とか先きに手紙でも来れや、職業くちの方だツて見付けるに都合がいいんだ。
漂泊 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
いいや、いけねえ。お前もずいぶん、女子供を買って来て危ねえ芸当をさせて銭をもうける職業しょうべいに似合わねえ、あのくらいの仕置しおきが見ていられねえでどうする。
いかに虎列剌がこの節の流行物はやりものでも、吐瀉下痢はきくだして息をひきとれば、これも虎列剌ですはひどかろう。いってえ、おめえらの職業しょうべえはなんだ。……おい、よく聞け。呉服橋ごふくばしではぬからずに手代の忠助をひっぱたいて、わたくしが毒を盛ったのでございますと泥を吐かしたそうな。
顎十郎捕物帳:05 ねずみ (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
野蠻未開やばんみかいの社會に於ては分業盛に行はれず、大工、土方の如き固り獨立どくりつして存す可き職業しよくぎやうにあらず。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
みじめなるエレン夫人が職業なりはひのミシンの針にしみる雨かな
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
仕立屋したてや芋屋駄菓子屋だがしや挑灯屋ちょうちんやなぞ昔ながらの職業なりわいにその日の暮しを立てているうちばかりである。
職業トレイドによって何時の間にか集団して、それが又其の町の専門とも特徴ともなるのが、亜米利加の地方都市の一傾向なのだが、その方面から観ると、オウオソは、四囲に欝蒼たる森林を控えて、謂わば大工町だった。
双面獣 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)