“なりわい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
生業71.7%
活業5.7%
活計3.8%
生活3.8%
家業1.9%
営業1.9%
1.9%
渡世1.9%
生態1.9%
生計1.9%
稼業1.9%
職業1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宇治山田の米友は、伊勢の国に在る時に、神宮の前の宇治橋の下で網受けをして生業を立てていたことは、先刻御承知のことであります。
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
そうなって参ると猶更にるようになって世の中の稼いで暮すと申す活業に逆らってゆくもので、到頭破落戸仲間へおち、良くない悪法ばかりやっております。
母はのなゆる時、父は沖なる暗夜の船に、雨と、波と、風と、艪と、雲と、魚と渦巻く活計
海異記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
延喜天暦のむかしにすというご理想も、当時の世でこそ、万民謳歌の美しい統治の実を結んだでしょうが、今日の土壌では民ぐさの生活がまるでちがいます。
その幾年月人の酒興を助くる家業の哀れはかなき、その身の害とは知りながら客の勧むるはいなまれず
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
矢筈草』と題しておもひるままにおのが身の古疵かたりでて筆とる家業ふさがばや。
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
尾羽打枯した浪人の生計、致し方なく斯様な営業をいたして居り、誠に恥入りました訳で、松蔭殿にお目通りを致しますのも間の悪い事でございますが、構わんから参れと
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
その言葉の中には疑惑と非難と、恋人をしてそのようなに、たずさわらせたくないという女心とがあった。
猫の蚤とり武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
警「英語ではない、営業というは其の方の渡世商売じゃ」
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
この自然と伽藍って、何を考え、何を志向していたか、当時の彼らの生態やら生きがそこはかとなく心に響いてくることだった。
随筆 私本太平記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
当てもなく江戸の町を歩いたところで、いつまた祖父江出羽守に逢うともわからないし、それに、生きて行く生計も考えねばならぬ。
煩悩秘文書 (新字新仮名) / 林不忘(著)
農業と伐材とを稼業としているらしい、その部落のそれらの家々は、小さくもあれば低くもありして、貧弱しかった。
鸚鵡蔵代首伝説 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
仕立屋芋屋駄菓子屋挑灯屋なぞ昔ながらの職業にその日の暮しを立てているばかりである。