活計なりわい)” の例文
もうはりさおは持って出ず、昼は人仕事の網のつくろい、合間には客を乗せて、にしきの浦遊覧の船をぐのが活計なりわい
わか紫 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
母はかいなのなゆる時、父は沖なる暗夜の船に、雨と、波と、風と、艪と、雲と、魚と渦巻く活計なりわい
海異記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)