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鈎
ふりがな文庫
“鈎”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かぎ
56.6%
はり
34.9%
こう
2.4%
かか
1.2%
きん
1.2%
カギ
1.2%
ハリ
1.2%
バリ
1.2%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かぎ
(逆引き)
捕虜をとらえていた悪漢はその手を離した。またたく間に、
繩梯子
(
なわばしご
)
は窓の外におろされ、二つの鉄の
鈎
(
かぎ
)
でしっかと窓縁に止められた。
レ・ミゼラブル:06 第三部 マリユス
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
鈎(かぎ)の例文をもっと
(47作品)
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はり
(逆引き)
アシカは
大鱸
(
おおすずき
)
が大好物である。十一月半ばから一月中旬へかけ毎年、鴨居前や竹岡前の海へ大鱸が産卵に集つて来て、よく
鈎
(
はり
)
にかゝる。
東京湾怪物譚
(新字旧仮名)
/
佐藤垢石
(著)
鈎(はり)の例文をもっと
(29作品)
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こう
(逆引き)
それ我に悪因を結べば善果来たり、我に善因を結べば悪果来たる。
鈎
(
こう
)
を
窃
(
ぬす
)
む者は
誅
(
ちゅう
)
、国を窃む者は侯、侯の門仁義存す。
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
鈎(こう)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
かか
(逆引き)
それは只今言った通り蛇の腹の多数の麟板の後端が格子の木の外面にある些細な凸起に
鈎
(
かか
)
り着いて、
蛻
(
ぬけがら
)
を損せずに尾を持って引き出し得ぬと判り
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
鈎(かか)の例文をもっと
(1作品)
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きん
(逆引き)
手足しびれてすくみたるがごとく、ちょっとも動けず。強いて足をあぐれば、その重さ千
鈎
(
きん
)
をひくがごとく、手を動かせば、縛られたるに似たり。
おばけの正体
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
鈎(きん)の例文をもっと
(1作品)
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カギ
(逆引き)
イ、懲治棒(又ハ木刀)ロ、籐(又ハ弓ノ折レ)ハ、金属ノ
錘
(
オモリ
)
ノツイタ革鞭、ニ、鉄ノ
鈎
(
カギ
)
(六個ヨリ八個)ノツイタ革鞭
ノア
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
鈎(カギ)の例文をもっと
(1作品)
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ハリ
(逆引き)
ほをりの命の還りしなに、わたつみの神の
釣
(
ツ
)
り
鈎
(
バリ
)
を手渡すとて
訓
(
をし
)
へた呪言は「此
鈎
(
ハリ
)
や、
呆鈎
(
オボチ
)
・
噪鈎
(
スヽチ
)
・
貧鈎
(
マヂチ
)
・
迂鈎
(
ウルチ
)
」
古代生活の研究:常世の国
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
鈎(ハリ)の例文をもっと
(1作品)
見る
バリ
(逆引き)
ほをりの命の還りしなに、わたつみの神の
釣
(
ツ
)
り
鈎
(
バリ
)
を手渡すとて
訓
(
をし
)
へた呪言は「此
鈎
(
ハリ
)
や、
呆鈎
(
オボチ
)
・
噪鈎
(
スヽチ
)
・
貧鈎
(
マヂチ
)
・
迂鈎
(
ウルチ
)
」
古代生活の研究:常世の国
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
鈎(バリ)の例文をもっと
(1作品)
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鈎
漢検準1級
部首:⾦
12画
“鈎”を含む語句
鈎形
鈎爪
鈎綱
鈎切
鈎素
毛鈎
鈎縄
釣鈎
鈎棒
手鈎
鈎鼻
双鈎刊刻
鈎裂
鈎𧋬
鈎槍
鉤鈎
鈎束
鋤鈎
双鈎
鈎政
...
“鈎”のふりがなが多い著者
南方熊楠
ロマン・ロラン
吉川英治
井上円了
魯迅
槙本楠郎
吉田甲子太郎
佐藤垢石
宮原晃一郎
蒲原有明