“鈎素”の読み方と例文
読み方割合
はりす100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鼻環はなかんは、木綿もめん針を長さ八分ほどに切り落とし、真んなかを麻糸でくくった撞木しゅもく式。テグスの鈎素はりすへ、鈎を麻で結びつけた鈎付け。
想い出 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
鈎素はりすは下鈎は六寸、上鈎が四寸程度である、仕掛けの全長は竿よりも三、四尺短くするのが探りいいのである。
巣離れの鮒 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
鈎素はりすは浮木釣りの場合は四寸か五寸で、脈釣りの場合は一尺くらいの長さにする。鈎素のテグスは毛抜きを使用する必要はない、磨きの一厘柄で結構である。
寒鮒 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)