“木綿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もめん83.7%
ゆふ3.8%
ユフ3.8%
ゆう3.8%
きわた1.0%
めん1.0%
わた1.0%
デイミン1.0%
モメン1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
古道具屋のおやじさんは、ひざかけの古けっとの下から、うこん木綿の財布をとりだして、チャラチャラ銅銭の音をさせております。
眠り人形 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
秋萩を妻鹿こそ、一子に子たりといへ、鹿児じもの吾が独子の、草枕旅にし行けば、竹珠き垂り、斎戸木綿でて、ひつつ吾が思ふ吾子
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
領巾は木綿から出発してゐて、此を纏きつけるところから、かづらと同じ効果を現すもの、と考へてよからうと思ふ。
はちまきの話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
真子なす御神の子等は、木綿あさね髪らし、胸乳をしあらはし出だし、裳緒をばほとに押し垂れ、歌ひ舞ひ仕へまつらふ、今日の尊さ
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
御者は縦横に鞭をいて、激しく手綱をい繰れば、馬背の流汗滂沱としてすべく、轡頭だしたる白泡木綿の一袋もありぬべし。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
そのかわりに、ずいぶんな古物で、時の破壊力そのものにさえも慈悲をかけられているような、天にも地にも一枚看板の、木綿まじりの寛衣にくるまって過すことにした。
外套 (新字新仮名) / ニコライ・ゴーゴリ(著)
深山幽僻の地なればはもとより木綿をもぜざるゆゑ、衣類しき事おしてしるべし。
低い所には、色のジャケツに木綿の袖をつけて、青い靴下をはいている若い芸術家たちの群れが、顔を薄くあからめて伏目がちな娘たちの腰に腕をまいて親しそうに押し合っています。
それでも本当の木綿がいいと思ってこれにしました。この雨があがったら送り出そうと思っているのですが、今になってよく降ることね、本梅雨ね。