“垂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
69.4%
たれ7.1%
なんな6.4%
3.7%
3.0%
たら2.8%
さが1.1%
なんなん0.9%
0.7%
したた0.7%
なん/\0.7%
0.5%
しだ0.5%
たる0.5%
さげ0.2%
したゝ0.2%
しな0.2%
なに0.2%
なりなん0.2%
ぶら0.2%
0.2%
サガ0.2%
タリ0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのそばにえている青木ずんで、やはり霜柱のためにんではだらりとれて、なくいているのでありました。
小さな草と太陽 (新字新仮名) / 小川未明(著)
正月三日の晩、伊勢屋總兵衞からの迎ひと言つて來た駕籠は、道庵を乘せると、嚴重にを下ろして、滅茶々々に驅け出しました。
噫、羨望すべきのみと。余既に耳順、自ら謂えり這老耄矣、蒲柳の質甚麽をなすにか堪えんと。今指を屈するに已に二十年にんとす。
洪川禅師のことども (新字新仮名) / 鈴木大拙(著)
本堂の横の拾石に腰をおろすと、後ろからいて來た人は、そつと平次の側に立つて、うなれて何やら切つかけを待つて居る樣子。
老爺さんが云つて呉れた時分だ……あの頃にお前は未だ髪の毛などをげて居たよ、その人が最早さんに行くんだからねえ。
出発 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
彼方の床の間の鴨居には天津肋骨が万年傘に代へてところの紳董どもより贈られたりといふ樺色の旗二流おくり来しを掛けしたる
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
で、なんぞ、んでる、と七才芥子坊主より、づゝとに、つた島田えたんです。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
全集によって初めてこの草稿が世に出て以来、既に十年にとする年月が経っている。
浅間様・天王様・夷様など、何れも高い峯の松の頂に降られると言ふことで、其梢にきりかけ(御幣)をでゝ祭るとの話であつた。
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
真ッ暗な二重壁の廊下を、ミシ、ミシと手さぐりで進みながら、右手に水のるような大刀を抜いてうしろへかくし
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
此度残賊して禍害つと云ふ事と、私蓄いて陥溺を救ふと云ふ事との二つをした者である。るにく敗れ、は成るにとしてけた。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
秋萩を妻鹿こそ、一子に子たりといへ、鹿児じもの吾が独子の、草枕旅にし行けば、竹珠き垂り、斎戸木綿でて、ひつつ吾が思ふ吾子
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
あしひきの山鳥長夜一人かも宿む 〔巻十一・二八〇二〕 作者不詳
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
その愈々婚礼の晩という日の午後三時頃でもあろうか。村の小川、海に流れ出る最近の川柳れる小陰に釣をる二人の人がある。
富岡先生 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
女房の前に首をて、罪過るなぞは猶々出来ない。なんとか言訳を探出して、心の中の恐怖を取消したい。と思迷って、何故、お隅を打ったのかそれが自分にも分らなくなる。
藁草履 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
は、午前爪皮高足駄外套蛇目傘くも濡々としたありさまで、(まだ四十にはがあるのに、くしてした)香川或素封家婿であつた
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ところが、その矢先——焔の尽きたが弓のようにだれて、燐寸が指頭から放たれた。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
寡婦言う、我はこれ族姓にして年は盛りの時に在り、礼儀さに挙がりて財宝多饒なり。大徳の為に給事せんと欲す。まさに願うべき所、とぞして納められよと。
国の徳衰えきて、内憂外患こも/″\り、滅亡にとする世には、崩じてられざるのおわすもあれど、明のの後二百五十年も続きて、時太祖の盛徳偉業、炎々の威を揚げ
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
洋服なんぞ着込んで、伯父さんの金鎖などさげて……私帳場にいて、ふっとその顔を見ると、もう胸が一杯になって……。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)
一丈あまりの車の輪の様なに、数多の竹のの放射したものに、天幕を一重或は二重にとりつけ、其陰に祇園巴の紋のついた守り袋をげ、更に其下に三尺ほどづゝ間を隔てゝ
盆踊りと祭屋台と (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
染め木綿の類がつて居たのである。
幣束から旗さし物へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
其色白くてたるが木綿に似たるから浜ゆふとは云ひけるにや
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)