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垂氷
ふりがな文庫
“垂氷”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たるひ
46.2%
つらゝ
23.1%
つらら
15.4%
ツララ
15.4%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たるひ
(逆引き)
黄袗
(
くわうしん
)
は古びて
赭
(
あか
)
く、四合目辺にたなびく
一朶
(
いちだ
)
の雲は、
垂氷
(
たるひ
)
の如く
倒懸
(
たうけん
)
して満山を
冷
(
ひ
)
やす、別に風より
迅
(
はや
)
き雲あり、大虚を
亘
(
わた
)
りて、不二より高きこと百尺
許
(
ばかり
)
なるところより、
之
(
これ
)
を
翳
(
かざ
)
し
霧の不二、月の不二
(新字旧仮名)
/
小島烏水
(著)
垂氷(たるひ)の例文をもっと
(6作品)
見る
つらゝ
(逆引き)
仲冬のすゑ此人
居間
(
ゐま
)
の二階にて
書案
(
つくゑ
)
によりて物を
書
(
かき
)
てをられしが、
窓
(
まど
)
の
庇
(
ひさし
)
に
下
(
さが
)
りたる
垂氷
(
つらゝ
)
の五六尺なるが
明
(
あか
)
りに
障
(
さは
)
りて
机
(
つくゑ
)
のほとり
暗
(
くら
)
きゆゑ
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
垂氷(つらゝ)の例文をもっと
(3作品)
見る
つらら
(逆引き)
私は少し
風邪
(
かぜ
)
の気味だといって床にいましたが、横目で見上げると、
樋
(
とい
)
のない
藁葺
(
わらぶき
)
屋根の軒から、大小長短幾つもの
垂氷
(
つらら
)
の下っているのが、
射
(
さ
)
し初めた日に輝いて、それはそれは綺麗です。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
垂氷(つらら)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ツララ
(逆引き)
*9 京山翁の雨の氷りて
垂氷
(
ツララ
)
となつた談は、気象学上から判断すれば、「雨氷」と云ふ現象であると思ふ。
北越雪譜:07 註解
(新字旧仮名)
/
岡田武松
(著)
垂氷(ツララ)の例文をもっと
(2作品)
見る
垂
常用漢字
小6
部首:⼟
8画
氷
常用漢字
小3
部首:⽔
5画
“垂”で始まる語句
垂
垂下
垂木
垂々
垂井
垂涎
垂髪
垂簾
垂水
垂布
検索の候補
氷垂
“垂氷”のふりがなが多い著者
小金井喜美子
鈴木牧之
ステファヌ・マラルメ
山東京山
岡田武松
与謝野寛
小島烏水
北村透谷
幸田露伴
紫式部