“暗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くら45.9%
やみ30.9%
あん7.7%
ぐら6.4%
そら2.5%
くれ1.8%
くろ1.3%
0.7%
くらい0.3%
くらがり0.3%
くらさ0.3%
くらやみ0.3%
ひそ0.3%
くらか0.1%
くらが0.1%
くらま0.1%
くらや0.1%
くらん0.1%
0.1%
そらん0.1%
アン0.1%
オロカ0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高窓障子に、があたると、ブー、ブーといって、りました。もうづいていたので、いつもかったのです。
風はささやく (新字新仮名) / 小川未明(著)
死の織手が織り出したのはひそやかな火焔の心を持つ美しい「」であった——そのとき私は十二人のなかの別の二人の声をきいた。
最後の晩餐 (新字新仮名) / フィオナ・マクラウド(著)
だから彼が、に、宮方へ寄せる好意のごときも、宮方の思想やその“世直し”の実現に同調しているわけではさらさらないのだ。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ただ、ここがこんなに、うすいさびしいところでなければいいとおもうな。——なにしろ、野うさぎ一ぴき、はねてこないのだもの。
この節廻しも合いの手もことごとくんじてしまっているが、あの検校と婦人の席でこれをたしかに聞いた記憶が存しているのは
吉野葛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
遺恨に相違ありません谷間田はアノ、傷の沢山有ると云う一点に目がて第一に大勢で殺したと考えたから夫が間違いの初です成る程
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
そのというものは日増しにれて、うございました。毎年になると、このから航路がとだえます。
黒い旗物語 (新字新仮名) / 小川未明(著)
れた、幾分は砂川の底に落ちて、浮世の表から、らい国へ葬られる。葬られるあとから、すぐ新しい貝が、柳の下へたまる。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
にはかけて、から水草くのもありました。猟銃からは、ちのぼりました。
やがて大那須野を、沈々としてむがぎてく。
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
夜軍て、は暗し、大将軍頭中将重衡、般若寺の門に打立て『火を出せ』とふ程こそけれ。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
か、か、其の薬が宛然枕許にでもあるやうなので、の事に再び目をあけると、の中に二枚の障子。
処方秘箋 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
声をねて かに問う く者はたれぞと
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
有らざるに同町三丁目に數代く小西長左衞門といふ藥種屋あり間口凡そ二十間りにして小賣店問屋店二個に分ち袖藏あり奧藏あり男女夥多の召仕ありて何萬兩といふ身代なればらず送りゆく主個長左衞門は今茲(享保二年)五十の坂を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
呼吸めて、なほのやうなせば、薄暗行燈天井りでないものはなく、めいたにはしほで、ほのかにいはとわが、
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
『でせう——それそこが瀬川君です。今日まで人の目をして来た位の智慧が有るんですもの、余程狡猾の人間で無ければの真似は出来やしません。』
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
お互にはんたいのみに向いていて、骨にしみるような雨の音をしく聞き入りながら次第に何か話したいような妙な経験したことのない状態にいた。
姫たちばな (新字新仮名) / 室生犀星(著)
貧苦の恐れと女房の嘆きに心までで仕舞いうやらやら伯父を殺して其身代を取る気に成たのです藻西のには誰も其老人を殺して利益を得る者は一人も無いと云うたでは有りませんか
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
いにしへの秋の夕べの恋しきに今はと見えし明けれの夢
源氏物語:41 御法 (新字新仮名) / 紫式部(著)
その何のためにせしやを知らず、血気に任せていたりし事どもは、今に到りてからその意をするにむなり。昼間黒壁にりしことは両三回なるが故に、地理はじ得たり。
黒壁 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
玉笛
武者窓日記 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
かれ等われよりにしてわれよりしれものなるに、來りてわれを侮りわれを辱しむ。われもとより其心術の陋しきをあはれむばかりの誇りはあれど、長く其眼をのがれてひとり在らんことを希ふ。
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)