“壺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つぼ95.5%
3.6%
もたひ0.5%
ツボ0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つぼや皿や古画などを愛玩して時間が余れば、昔の文学者や画家の評論も試みたいし、盛んに他の人と論戦もやつて見たいと思つてゐる。
風変りな作品に就いて (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
もちろん官兵衛のそれには、すでに一けた酒のちからも手伝ってはいたろう。杯は彼の憤然たる唇から常に離れなかった。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
美酒うまきもたひかての山、さてはみまし
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
而もミカツボの様に蓋はなく、上に口をあいてゐたものと思はれる。
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)