“壺装束”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つぼしょうぞく71.4%
つぼそうぞく28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
壺装束つぼしょうぞくといって頭の髪の上から上着をつけた、相当な身分の女たちや尼さんなども、群集の中に倒れかかるようになって見物していた。
源氏物語:09 葵 (新字新仮名) / 紫式部(著)
何枚かの黄金おうごんにかえた右馬の頭は路用もできたから、七日には立ちたまえ、壺装束つぼしょうぞくも明日はとどけてくれるからといったが、生絹は泣いていった。
荻吹く歌 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
東の御方(兼良側室)はじめ姫君、侍女がたは、いずれも甲斐々々かいがいしいお壺装束つぼそうぞく
雪の宿り (新字新仮名) / 神西清(著)
東の御方(兼良側室)はじめ姫君、侍女がたは、いづれも甲斐々々かいがいしいお壺装束つぼそうぞく
雪の宿り (新字旧仮名) / 神西清(著)