“壺屋”の読み方と例文
読み方割合
つぼや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中で琉球の壺屋つぼやは忘れられない窯場の一つです。おそらくは日本中で伝統的な窯場としては第一に推すべきものでありましょう。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
まあ待つがいい。世は輪𢌞りんねだ。パリーの精神、偶然で子供を作り宿命で人を作るその悪魔は、ラテンの壺屋つぼやの車を逆さに回して、新しい壺を古代の壺にしようとしている。
早くも食うてしまって出て来たり、さようなら行ってまいります、と肩ぐるみに頭をついと一ツげて煙草管きせるを収め、壺屋つぼや煙草入りょうさげ三尺帯に、さすがは気早き江戸ッ子気質かたぎ草履ぞうりつっかけ門口出づる
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)