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壺焼
ふりがな文庫
“壺焼”の読み方と例文
読み方
割合
つぼやき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つぼやき
(逆引き)
と、
十軒店
(
じっけんだな
)
の治郎さんの、
稲荷鮨
(
いなりずし
)
が流してくるようにならなければ、おでんやや、
蠑螺
(
さざい
)
の
壺焼
(
つぼやき
)
やも出なかった。
旧聞日本橋:23 鉄くそぶとり(続旧聞日本橋・その二)
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
机竜之助が東海道を下る時、
裏宿七兵衛
(
うらじゅくしちべえ
)
はまた
上方
(
かみがた
)
へ行くと見えて、
駿河
(
するが
)
の国
薩埵峠
(
さったとうげ
)
の麓の倉沢という
立場
(
たてば
)
の茶屋で休んでいました。ここの名物は
栄螺
(
さざえ
)
の
壺焼
(
つぼやき
)
。
大菩薩峠:07 東海道の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
葱
(
ねぎ
)
とチーズを
壺焼
(
つぼやき
)
にしたスープ・ア・ロニオンとか、
牛舌
(
オックス・タング
)
のハヤシライスだとか、
莢隠元
(
アリコベル
)
のベリグレット・ソースのサラダとか、彼がふだん好んだものを
註文
(
ちゅうもん
)
したので鼈四郎は慥え易かった。
食魔
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
壺焼(つぼやき)の例文をもっと
(5作品)
見る
壺
漢検準1級
部首:⼠
12画
焼
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“壺”で始まる語句
壺
壺中
壺穴
壺装束
壺屋
壺坂
壺形
壺菫
壺入
壺皿
“壺焼”のふりがなが多い著者
徳田秋声
中里介山
長谷川時雨
岡本かの子
泉鏡花