旧聞日本橋きゅうぶんにほんばし23 鉄くそぶとり(続旧聞日本橋・その二)23 かなくそぶとり(ぞくきゅうぶんにほんばし・そのに)
あんぽんたんとよばれた少女のおぼつかない記憶にすぎないが、時が、明治十六年ごろから多く廿年代のことであり、偶然にも童女の周囲が、旧江戸の残存者層であって、新文明の進展がおくれがちであったことなど、幾分記録されてよいものであったためか、先輩の …
作品に特徴的な語句
こわ より つつま がね 相撲おすもう じょ はい がめ もの 浴客おきゃく 玄蕃げんばん 蒲焼うなぎや 蠑螺さざい ゆた みに 鉄屑かなくそ かり 平日ふだん 店蔵みせ 放縦ほうしょう やわ 煙草タバコ 町家ちょうか 空脛からずね もろ 資産しんだい たく 飲口のみくち うお 一集ひとあつ なら 中空なかぞら 乾山けんざん かめ 仏心ぶっしん ほか 仲人なこうど 住吉すみよし 何処どこ 偽物にせもの 先触さきぶ 出額でこ 別嬪べっぴん 剥身むきみ 劃然かくぜん 勿体もったい 半纏はんてん 古面こめん たた 吃驚びっくり あき 和泉いずみ つば うわさ 壺焼つぼやき 夜業よなべ 大家たいけ 大所おおどころ 大門おおもん やつ くわ うち へや うち 宿場しゅくば 寛袍どてら もっと しり 巻舌まきじた 巾着きんちゃく 年明ねんあ くるわ ドル 御幣ごへい たちま 恰幅かっぷく 手拭てぬぐい 手長てなが すく 敷蓙しきござ 晒布さらし 晦日みそか 暖簾のれん 曲彔きょくろく おけ ふくろう 業腹ごうはら たる 河岸かし 法印ほういん
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