“大家”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
たいけ58.5%
たいか23.1%
おおや5.4%
オホヤケ4.6%
おほや3.8%
おおどこ0.8%
おおやけ0.8%
おほやけ0.8%
だいか0.8%
オーヤ0.8%
(他:1)0.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“大家”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸14.5%
文学 > 中国文学 > 小説 物語3.8%
文学 > 日本文学 > 日本文学2.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
十九になるまで身の納まりの付かなかった娘が、そんな大家たいけの嫁になることが出来れば、実に過分の仕合せであるとも思った。
経帷子の秘密 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
近代的なひらめきはないが、そうしたところのないのが、しっとりとした落付きのある、大家たいけの夫人としての品を保たせていた。
大橋須磨子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
ヌエは三ぱうの壁に書棚を掛けて、其れをクラシツクと現代大家たいかの作と自分と同じ程の青年作家の物とに区別して居る。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
僕はこの人の詩を読まないが散文詩ばかりを書いて近年巴里パリイの若い詩人の人気を一身に集めて居る大家たいかだ。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
店子たなこいわく、向長屋むこうながやの家主は大量なれども、我が大家おおやの如きは古今無類の不通ふつうものなりと。
学者安心論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
そのくせ、年がら年中、ピイピイの暮らし向き、店賃たなちんが三つ溜っているが、大家おおやは人が良いから、あまり文句をいわない。
宮廷を大家オホヤケ——公——と言ふに対して、後宮の主の上に、後代非公式に生じたものとして、私部の字を、后の部民・領土の上に宛てた。
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
だが、偶然、日本の神事の特色として、大家オホヤケに練り込むと言ふ慣例のあつたのに引かれて、謂はゞ「庭の芸能」と言ふ形を主とする事になつて行つた訣だ。
「それはもう、鹽磨きで、水の使ひやうが荒過ぎるつて、大家おほやさんから小言こごとをくひましたよ、何しろ若くて獨り者で、良い男だ」
入間道いりまぢ大家おほやが原のいはゐづら引かばぬるぬるにな絶えそね (同・三三七八)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
学齢ではないのだが、私立尋常代用小学校という札の出たのは後のことで、秋山源泉学校という、別室には、習字と裁縫と、素読だけに通ってくる大家おおどこの娘たちもあるので、六歳でも通えるのだった。
あて人の家自身が、それぞれ、農村の大家おおやけであった。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
あて人の家自身が、農村の大家おほやけであつた。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
近代の諸大家だいかの人物画を集めた参考室の中に一八八〇年代のルノワアルの婦人像が一枚目に附く。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
この月は仕合しあはせな事に二人の老大家だいかの新作に接することが出来る。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
大家オーヤさんが垣根と門の腐ったのを修繕させている、大工の音。
いや、そんな大家グラン、メエトルが居たつて
南洋館 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)