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大家
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オホヤケ
ふりがな文庫
“
大家
(
オホヤケ
)” の例文
殊に村君の
大家
(
オホヤケ
)
の力が増せば、神たちは其祝福の爲に、度々神の扮裝をせねばならぬ。其以外の小家でも、神の來臨を請ふこと頻りになつて來る。
国文学の発生(第三稿):まれびとの意義
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
だが、偶然、日本の神事の特色として、
大家
(
オホヤケ
)
に練り込むと言ふ慣例のあつたのに引かれて、謂はゞ「庭の芸能」と言ふ形を主とする事になつて行つた訣だ。
唱導文学:――序説として――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
あて人の家自身が、それ/\、農村の
大家
(
オホヤケ
)
であつた。其が次第に、
官人
(
ツカサビト
)
らしい姿に更つて來ても、家庭の生活には、何時までたつても、何處か農家らしい樣子が、殘つて居た。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
あて人の家自身が、それ/\、農村の
大家
(
オホヤケ
)
であつた。其が次第に、
官人
(
ツカサビト
)
らしい姿に更つて來ても、家庭の生活には、何時までたつても、何處か農家らしい樣子が、殘つて居た。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
あて人の家自身が、それ/\、農村の
大家
(
オホヤケ
)
であつた。其が次第に、
官人
(
ツカサビト
)
らしい姿に
更
(
カハ
)
つて来ても、家庭の生活には、
何時
(
イツ
)
までたつても、
何処
(
ドコ
)
か農家らしい様子が、残つて居た。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
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宮廷を
大家
(
オホヤケ
)
——公——と言ふに対して、後宮の主の上に、後代非公式に生じたものとして、私部の字を、后の部民・領土の上に宛てた。きさいつべ——きさいちべ>きさいべ——と言ふ。
日本文学の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
村全體の爲に來り臨み、村人すべての前に示現したまれびとが、個々の
村舍
(
ムラヤ
)
をおとづれる樣になつた。初めは、やはり村に
大家
(
オホヤケ
)
が出來た爲である。村人の心を信仰で整理した人が、
大家
(
オホヤケ
)
を作つた。
国文学の発生(第三稿):まれびとの意義
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“大家”の意味
《名詞》
(たいか)その道で特に優れている人。
(たいか、たいけ)家柄の良い家。
(おおや)貸家の持ち主。家主。
(おおや)(廃語)江戸期に長屋などで家主から借手の世話を任された者。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
“大家”で始まる語句
大家内
大家数
大家根
大家先生