“オホヤケ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:おほやけ
語句割合
大家60.0%
30.0%
大宅10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが、偶然、日本の神事の特色として、大家オホヤケに練り込むと言ふ慣例のあつたのに引かれて、謂はゞ「庭の芸能」と言ふ形を主とする事になつて行つた訣だ。
まだオホヤケの供養もすまぬのに、人の口はうるさいほど、頻繁に流説をふり撒いてゐた。あの多聞天と、廣目天との顏つきに、思ひ當るものがないか、と言ふのであつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
石上イスノカミ 布留を過ぎて、薦枕コモマクラ 高橋過ぎ、物さはに 大宅オホヤケ過ぎ、春日ハルヒの 春日カスガを過ぎ、つまごもる 小佐保ヲサホを過ぎ
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)