“春日”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
かすが64.8%
はるひ12.1%
はるび11.0%
しゅんじつ5.5%
しゆんじつ3.3%
カスガ2.2%
ハルヒ1.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“春日”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 日本史 > 日本史5.9%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.7%
文学 > 日本文学 > 戯曲1.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
御山は春日かすがの三笠山と同じような山一つ、樹木がこんもりとして、朝の巒気らんき神々こうごうしく立ちこめております。
若倭根子日子大毘毘わかやまとねこひこおほびびの命春日かすが伊耶河いざかはの宮にましまして、天の下治らしめしき。
曳馬野ひくまのはりはらみだれ、春日はるひくらすは、昔人むかしびとかも
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
おもふどちあそぶ春日はるひ青柳あおやぎ千条ちすじの糸の長くとぞおもふ 半蔵
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
主人は椽側へ白毛布しろげっとを敷いて、腹這はらばいになってうららかな春日はるび甲羅こうらを干している。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
うらうらにれる春日はるび雲雀ひばりあがりこころかなしもひとりしおもへば 〔巻十九・四二九二〕 大伴家持
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
こうやって、煦々くくたる春日しゅんじつ背中せなかをあぶって、椽側えんがわに花の影と共に寝ころんでいるのが、天下の至楽しらくである。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
又別に、春日しゅんじつ劉太保りゅうたいほの墓に謁するの七律しちりつあり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
は、いたづらに西部文明の幻影を追随して栄華を春日しゆんじつの永きにほこる貴族者流と、相離るゝ事甚だ遠し。
トルストイ伯 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
鶯にかはづ鳴きつぐ庭ありて我が春日しゆんじつはてなきごとし
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
順道ジユンタウならば、今頃は既に、藤原の氏神河内の枚岡ヒラヲカ御神オンカミか、春日カスガ御社ミヤシロに、巫女ミコキミとして仕へてゐるはずである。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ちはやぶる神の社しなかりせば、春日カスガの野辺に粟蒔かましを(万葉巻三)
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
石上イスノカミ 布留を過ぎて、薦枕コモマクラ 高橋過ぎ、物さはに 大宅オホヤケ過ぎ、春日ハルヒの 春日カスガを過ぎ、つまごもる 小佐保ヲサホを過ぎ、
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)