“雷”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
らい46.2%
かみなり29.0%
いかずち11.3%
いかづち8.6%
いなずま1.4%
かみ0.9%
いなづま0.5%
はたたがみ0.5%
イカヅチ0.5%
カミナリ0.5%
(他:2)0.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“雷”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)6.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.3%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
ます目結めゆいらい源氏香図げんじこうずなどの模様は、平行線として知覚されることが必ずしも不可能でない。
「いき」の構造 (新字新仮名) / 九鬼周造(著)
新吉は電光いなびかりの時に顔を見られないようにすると、其の野郎もらいが嫌いだと見えてく見る事も致しません。
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
二人のからだが空気の中にはいってからはかみなりのように鳴り赤い火花がパチパチあがり見ていてさえめまいがする位でした。
双子の星 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
問『あめらすのと、かみなりおこすのとでは、いつもその受持うけもちちがうのでございますか?』
こんな情報すら聞えていたばかりなのだ。それだけに、みな耳を疑った。事のとつぜんは、青天のいかずち、まさにそのもので、
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
お雪はいきなり手にしていた縫物を投げすてるなり、つかつかと巳之吉の前へ来てすごいかずちのような目をして巳之吉を見た。
雪女 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
きらめくはいなづまか、とゞろくはいかづちか。 砲火ほうくわ閃々せん/\砲聲ほうせい殷々いん/\
はげしきいかづちはわがかうべのうちなる熟睡うまいを破れり、我は力によりておこされし人の如く我にかへり 一—三
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
と大喝一声、ひるむ処を附け入って、こぶしいなずま手錬のあてに、八蔵は急所をたれ、蹈反ふんぞりて、大地はどうと響きけり。
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ピカピカピカッと白い閃光せんこうが、いなずまのように目を射た。
地中魔 (新字新仮名) / 海野十三(著)
松原あり。片山といふ山を望む。二里半武佐むさ駅。仙台屋平六の家に宿す。此日午前後晴。晩密雲不雨あめふらずかみなる。暑甚し。行程八里許。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
午後風あり涼し。かみなる。雨ふらず。行程八里半余。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
いなづまのさそひ出してや火とり虫
澄江堂雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
皆ただ、蠅の音がただ、はたたがみのように人々の耳に響いた。
吉原新話 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
見るなと言はれたのに、見られると、八つイカヅチ(雷は古代の考へ方によれば蛇である)が死骸に群つて居た。
信太妻の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
旧来の通称の儘のは、茶珍チヤチン徳珍トクチン鈍宝ドンボオ道木ドオキ綿帽子ワタボオシ仕合シヤワセ午造ゴゾオ宝楽ホオラクカミナリトビ鍋釜ナベカマなどいふ、思案に能はぬのもある。
三郷巷談 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
「ワタシサンダーデ引ッ繰リ返ッタコト、ナイカラ、ワカラナイ。チョウドココグライ……モット酷イコトモアル」
雷嫌いの話 (新字新仮名) / 橘外男(著)
頼まれもせんのに外国まで問合せを出すバカだから、もちろん逢う外人もって、失礼ですが御地ではサンダーは鳴りますかね? とばかり、片っ端から聞く。
雷嫌いの話 (新字新仮名) / 橘外男(著)
「お師匠ししょうさまがつらつら亀卜きぼく卦面かめんを案じまするに、すなわち、——富岳フガク鳳雛ホウスウマレ、五狂風キョウフウショウジ、喬木キョウボクアクツミイダイテライカル——とござりましたそうです」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)