“湖”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うみ44.9%
みずうみ21.3%
みづうみ16.5%
11.8%
こすゐ0.8%
あふみ0.8%
0.8%
みず0.8%
みづ0.8%
ウミ0.8%
0.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もう、京は眼の下。振返れば、琵琶びわうみもひとめの高さ。けれど、一輪の月以外は、一色である。雲母光きららびかりの夜霧の海である。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と例の桜のつえで、杉の間を指す。天を封ずる老幹の亭々と行儀よく並ぶ隙間すきまに、的皪てきれき近江おうみうみが光った。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
年前ねんまえみずうみのそばで少女おとめがしたように、あしずりをしてくやしがりましたが、かわいらしい白いとり姿すがた
白い鳥 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
内浦鼻うちうらばなのあたりから、かなり大きな黒船のかげが瑠璃るりみずうみをすべって、いっさんにこっちへむかってくるのが見えだした。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「いゝなあ、この山毛欅ぶなぽんが、こゝでみづうみさゝへるはしらだ。」そこへ画架ぐわかてた——そのとき
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
 同御製に「なけばきゝきけばみやこのこひしきに此里このさとすぎよ山ほとゝぎす」▲こしみづうみ 蒲原かんばら郡にかたとよぶ処多し。
次の日のひるごろ、キャラコさんと茜さんは、長尾ながお峠の頂上に立っていた。眼のしたに、あしが、古鏡のように、にぶく光っている。
キャラコさん:03 蘆と木笛 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
こんどはスヴェーダーラとスカーベルのほうへ飛んでゆき、それからまたベリンゲクローステルとヘッケベリヤの上にいもどってきました。
こすゐの上さ
虹の橋 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)
こすゐの風は
虹の橋 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)
騰波とばあふみは暮にけり
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
日比谷公園前の近江おうみを初めとして、新しい東京八景が出来ているが、それは皆、往来に山や谷や湖や川が出来たのに対して名づけられたものである。
言葉はなくても真情まことは見ゆる十兵衛が挙動そぶりに源太は悦び、春風みずを渡ってかすみ日に蒸すともいうべき温和の景色を面にあらわし、なおもやさしき語気円暢なだらか
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
言葉は無くても真情まことは見ゆる十兵衞が挙動そぶりに源太は悦び、春風みづを渡つて霞日に蒸すともいふべき温和の景色を面にあらはし、尚もやさしき語気円暢なだらか
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
諏訪のウミ・琵琶湖・霧島山の大汝オホナメの池など、懸け離れた遠方の井や湧き水に通じてゐると言ふ。
河童の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
「お師匠ししょうさまがつらつら亀卜きぼく卦面かめんを案じまするに、すなわち、——富岳フガク鳳雛ホウスウマレ、五狂風キョウフウショウジ、喬木キョウボクアクツミイダイテライカル——とござりましたそうです」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)