“長尾”の読み方と例文
読み方割合
ながお100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次の日のひるごろ、キャラコさんと茜さんは、長尾(ながお)峠の頂上に立っていた。眼のしたに、蘆(あし)の湖(こ)が、古鏡のように、にぶく光っている。
キャラコさん:03 蘆と木笛 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
それはもう秋風の立ち始めました頃、長尾(ながお)の律師様(りっしさま)が嵯峨(さが)に阿弥陀堂(あみだどう)を御建てになって、その供養(くよう)をなすった時の事でございます。
邪宗門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
馬鹿にして居る者もあるが、信ずる者が多い。信ずる者は、吉さんの言(ことば)で病気も癒(なお)り、なくなったものも見出す。此辺での長尾(ながお)郁子(いくこ)、御船(みふね)千鶴子(ちづこ)である。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)