“律師様”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りっしさま50.0%
りつしさま50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それはもう秋風の立ち始めました頃、長尾ながお律師様りっしさま嵯峨さが阿弥陀堂あみだどうを御建てになって、その供養くようをなすった時の事でございます。
邪宗門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
阿母さんは大原おほはら律師様りつしさまにお頼みしてにいさん達と同じやう何処どこかの御寺おてらへ遣つて、あたまを剃らせて結構な御経おきやうを習はせ度いと思ふの。
蓬生 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)