“御船”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みふね87.5%
おふね12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
馬鹿にして居る者もあるが、信ずる者が多い。信ずる者は、吉さんのことばで病気もなおり、なくなったものも見出す。此辺での長尾ながお郁子いくこ御船みふね千鶴子ちづこである。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
「実のるも見む」(巻十九・四二二六)、「御船みふねかもかれ」(巻十八・四〇四五)、「櫛造る刀自とじ」(巻十六・三八三二)、「やどりする君」(巻十五・三六八八)等は
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
また別に一艘、彩色を施した彫物の屋臺で飾つた、俗に「御船おふね」といふ船がある。それには舳の所に肩衣を付け大小を差した人が坐つてゐる。
海郷風物記 (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)