“癒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なお43.2%
27.6%
いや16.6%
なほ8.7%
いえ1.3%
1.0%
いゆ0.7%
なを0.3%
0.1%
0.1%
なおり0.1%
0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「きのうは終日、山をあるき、昨夜は近来になく熟睡した。そのせいか、きょうはに気分がよい。風邪も本格的にったとみえる」
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
僕はかかる手紙を読みつつ、日々腹ぐすり「げんのしやうこ」を飲み、静かに生を養はんと欲す。不眠症のえざるも当然なるべし。
病中雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
私は、愛やしやしや労働やのキリスト教的徳を尊ぶ心は深くなるばかりです。けれどそれだけではキリスト信者ではありません。
青春の息の痕 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
富豪といふものは、自分のに転がつてゐる一つでも他家には無いものだと思ふと、それで大抵の病気はるものなのだ。
青磁の皿 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
此近在の農人おのれが田地のうちに病鶴ありてにいたらんとするを見つけ、たる人参にて鶴の病をしに、日あらずて飛去りけり。
この間うち少しくなっていたようでした病人にまたにわかに悪い様子が見えてきて苦しんでいるのを見ながら出られないのです。
源氏物語:09 葵 (新字新仮名) / 紫式部(著)
わがこの薬は、くも月宮殿嫦娥ら伝授したまひし霊法なれば、縦令怎麼なる難症なりとも、とみにることの如し。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
けれどもまちずしもらないとははなかつた。そしてどうかしてくなほしたいといつもへてた。
追憶 (旧字旧仮名) / 素木しづ(著)
傷は大抵つ着いて了つた。さあ、明日あたりはこちらの目が開けられますかな。
赤い鳥 (旧字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
然しながら、以上三人のフランスの粗探しが、二世紀に渉って、皮肉混じりの警告を発したって、愛書家の病がそれでおる筈もない。そう云われれば意地になって蒐めたがる奴も飛び出して来る。
愛書癖 (新字新仮名) / 辰野隆(著)
大奥様の御病気はそう御重態というほどでもございませんが、一向はかばかしくはおになりません。お医者様からは厳重に絶対安静を申渡されました。
蛇性の執念 (新字新仮名) / 大倉燁子(著)
より忠は宦成にり病いは小に加わり、いは懈惰に生じ孝は妻子に衰うという、また礼記にも、れてしかしてこれを愛すといえり
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)