“快癒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かいゆ76.9%
なほ15.4%
なお7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「否、立派な健康体です。いて名をつければ仮病けびょうですな。これは学生時代からの痼疾こしつだから、もう快癒かいゆの見込はありません」
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
怎うせ行くとしましても、それやまあ祖母さんがうにか、あの快癒なほつてからの事で御座いますから、何時の事だか解りませんけれども、何だかあの、生れ村を
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
(わしの頭脳あたまは、まだ本当に快癒なおりきっていないのかもしれない)
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)