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痼疾
ふりがな文庫
“痼疾”の読み方と例文
読み方
割合
こしつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こしつ
(逆引き)
なおついでにいえば、あのときの獄中生活でできた皮膚病も
痼疾
(
こしつ
)
となったかたちで、今なお頭の毛の根はそれが治りきっていない。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
肩の凝るのは幼少の時からの
痼疾
(
こしつ
)
だったがそれが近ごろになってことさら激しくなった。葉子はちょいちょい
按摩
(
あんま
)
を呼んだりした。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
が、その頃
痼疾
(
こしつ
)
の肺がだんだん悪くなりかけましたので、転地療養の為、妻の実家即ち私の家の所在地なる千葉町へ参ったのであります。
ある抗議書
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
痼疾(こしつ)の例文をもっと
(35作品)
見る
“痼疾”の意味
《名詞》
長く完治しない病気。持病。
(出典:Wiktionary)
痼
漢検1級
部首:⽧
13画
疾
常用漢字
中学
部首:⽧
10画
“痼”で始まる語句
痼
痼癖
“痼疾”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
橘外男
梅崎春生
井上円了
有島武郎
吉川英治
神西清
佐々木邦
山本周五郎