新書太閤記しんしょたいこうき08 第八分冊08 だいはちぶんさつ
依然。——秀吉はさっきの所に坐ったままであった。 燭の下に、灰となった薄いものが散っていた。長谷川宗仁からの飛脚状を焼いたものと思われる。 飛脚の者を始末しおえた彦右衛門と久太郎秀政が、座にもどって来ると、間もなく、 「お見えなされました」 …
作品に特徴的な語句
ツメ サウ ガイ カンバ そち ベン あおむ メシ カツ こと がら カシ テッ めま イヘド セン ゆった のり さと 請取しやうしゆ おわ 下手ぺた 大道ダイドウ はかり でう ちが じき フクベ うつ イマ れい われ 退 がしら キウ 年長とした さや 引退ヒキノ がい めん かく おとの やぶさ かつ 表裏へうり 被下くださる めぐ ゆだ 什麽イカン 百姓おおみたから もの 清国きよくに 上手うま づか しょく しも かく づら 水泡みずあわ 永劫とこしえ むずか かか だま 私語しご 飼糧しりょう ばら ゆる ぼう タツ まな きっ 確乎しっか たま とむらい しゃ 如何どう
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