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水泡
ふりがな文庫
“水泡”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
みなわ
46.2%
すいほう
38.5%
むだ
7.7%
まめ
2.6%
みずあわ
2.6%
みずぶくれ
2.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みなわ
(逆引き)
山の上にある麗人国も、谷の底にある獣人国も、見る見る彼女の
背後
(
うしろ
)
になった。
水藻
(
みずも
)
水泡
(
みなわ
)
の住んでいる双玉の原も
背後
(
しりえ
)
になった。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
水泡(みなわ)の例文をもっと
(18作品)
見る
すいほう
(逆引き)
危うし危うし。もし孟達が孔明の
戒
(
いまし
)
めに柔順であったら、事すべてが
水泡
(
すいほう
)
に帰するであろう。まことや能者は坐して千里の先を
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
水泡(すいほう)の例文をもっと
(15作品)
見る
むだ
(逆引き)
とは思へど惡事千里といへば折角の辛棒を
水泡
(
むだ
)
にして、お暇ともならば
彌々
(
いよ/\
)
病人の伯父に心配をかけ、痩世帶に一日の厄介も氣の毒なり、其内にはと手紙ばかりを遣りて
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
水泡(むだ)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
まめ
(逆引き)
寅二郎も重輔も、
手掌
(
てのひら
)
に
水泡
(
まめ
)
がいくつもできた。が、舟は容易に彼らの思う通りにならなかった。内側へ付けようと思ったのが、外洋へ向った波の荒い外側に付いてしまった。
船医の立場
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
水泡(まめ)の例文をもっと
(1作品)
見る
みずあわ
(逆引き)
光秀をかこむ騎馬の一隊は、
迅
(
はや
)
い
水泡
(
みずあわ
)
を残して対岸へ上がっていた。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
水泡(みずあわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
みずぶくれ
(逆引き)
譬えば大きな
水泡
(
みずぶくれ
)
が人の
皮膚
(
ひふ
)
へ出来た時針の先位でちょいと突いて
孔
(
あな
)
を
明
(
あ
)
けても少し水が出ると忽ち皮の膜が密着して出なくなるようなものだ。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
水泡(みずぶくれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“水泡”の意味
《名詞》
水泡(すいほう)
水面などの水の泡。
儚いこと。
無駄になること。
(出典:Wiktionary)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
泡
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
“水泡”の関連語
泡沫
気泡
“水泡”で始まる語句
水泡銭
水泡集
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田中英光
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吉川英治
斎藤茂吉
中島敦
国枝史郎