“すいほう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
水泡88.2%
炊法5.9%
酔放5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夫人はその母君をねたんでいた心も長い時間に忘れていって、自身の子として育てるのを楽しんでいたことが水泡すいほうに帰したのを残念に思った。
源氏物語:05 若紫 (新字新仮名) / 紫式部(著)
これはまったくメシの炊法すいほうの変化に伴なうもので、近頃それが次第に柔かくなった故に、何かこういう鋭利のもので切り取る必要を生じたのだが、これが今少し硬くてもまた柔かくても
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
「七役早替。敵討記乎汝」六樹園作、酔放すいほう逸人いつじんの六冊物が世に出たのは文化五戊辰年ぼしんのとしであった。
仇討たれ戯作 (新字新仮名) / 林不忘(著)