“逸人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いつじん85.7%
はやと14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このときをむなしく逸人いつじんとして草廬そうろかんぬすむをいさぎよしとせず、同志張飛その他二百余の有為のともがらと団結して、劉玄徳を盟主と仰ぎ、太守の軍に入って
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「七役早替。敵討記乎汝」六樹園作、酔放すいほう逸人いつじんの六冊物が世に出たのは文化五戊辰年ぼしんのとしであった。
仇討たれ戯作 (新字新仮名) / 林不忘(著)
最初の奥様のお子に逸人はやと様という御養子をなすって、お孫様もありました。逸人様は地方のお勤めですが、御邸内に広いお家がありました。御上京の折のお住いです。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)