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草廬
ふりがな文庫
“草廬”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そうろ
90.0%
さうろ
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうろ
(逆引き)
兄はただ今より即ち皇叔に附随して
新野
(
しんや
)
の城へゆくであろう。汝は、
嫂
(
あによめ
)
をいつくしみ、
草廬
(
そうろ
)
をまもって、天の時をたのしむがよい。
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蜀漢
(
しょくかん
)
の
劉備
(
りゅうび
)
、
諸葛孔明
(
しょかつこうめい
)
の
草廬
(
そうろ
)
を三たび
訪
(
と
)
う。これを三
顧
(
こ
)
の
礼
(
れい
)
と言うてナ。
臣
(
しん
)
、もと
布衣
(
ほい
)
……作阿弥殿、御名作をお残しになるよう、祈っておりますぞ。
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
草廬(そうろ)の例文をもっと
(18作品)
見る
さうろ
(逆引き)
醜悪なる社界を罵蹴して
一蹶
(
いつけつ
)
青山に入り、怪しげなる
草廬
(
さうろ
)
を結びて、空しく俗骨をして畸人の名に敬して心には
遠
(
とほざ
)
けしめたるなり。
三日幻境
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
岸の、
草廬
(
さうろ
)
雪
(新字旧仮名)
/
高祖保
(著)
草廬(さうろ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“草廬”の意味
《名詞》
草廬(そうろ)(歴史的仮名遣い: さうろ)
草葺きの屋根を持つ廬。草屋。草庵。
自分の廬をへりくだっていう語。
(出典:Wiktionary)
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
廬
漢検1級
部首:⼴
19画
“草”で始まる語句
草鞋
草
草履
草臥
草叢
草原
草木
草鞋穿
草花
草双紙
“草廬”のふりがなが多い著者
高祖保
吉川英治
林不忘
ロマン・ロラン
高浜虚子
正岡子規
北村透谷
夏目漱石
永井荷風