“草廬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そうろ90.0%
さうろ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兄はただ今より即ち皇叔に附随して新野しんやの城へゆくであろう。汝は、あによめをいつくしみ、草廬そうろをまもって、天の時をたのしむがよい。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
蜀漢しょくかん劉備りゅうび諸葛孔明しょかつこうめい草廬そうろを三たびう。これを三れいと言うてナ。しん、もと布衣ほい……作阿弥殿、御名作をお残しになるよう、祈っておりますぞ。
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
醜悪なる社界を罵蹴して一蹶いつけつ青山に入り、怪しげなる草廬さうろを結びて、空しく俗骨をして畸人の名に敬して心にはとほざけしめたるなり。
三日幻境 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
岸の、草廬さうろ
(新字旧仮名) / 高祖保(著)