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草双紙
ふりがな文庫
“草双紙”のいろいろな読み方と例文
旧字:
草雙紙
読み方
割合
くさぞうし
95.3%
くさざうし
4.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くさぞうし
(逆引き)
『一代女』の挿画は後世の
草双紙
(
くさぞうし
)
のように、物凄さを強調するものではないが、この蓮の葉笠の姿は何となく凄涼の気を帯びている。
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
戯作
(
げさく
)
、つまり昔の
草双紙
(
くさぞうし
)
——草双紙に何があるものですか、ただその時、その時を面白がらせて、つないで行けばいいだけの
代物
(
しろもの
)
です
山道
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
草双紙(くさぞうし)の例文をもっと
(41作品)
見る
くさざうし
(逆引き)
其
(
それ
)
ですが、江戸時代の文学だの、明治の文学だのと云ふ
六ヶ敷
(
むつかし
)
いことになると、言ひ
悪
(
にく
)
うございますから、
唯
(
たゞ
)
ね、小説、
草双紙
(
くさざうし
)
、
京伝本
(
きやうでんぼん
)
、
洒落本
(
しやれぼん
)
と云ふ
其積
(
そのつも
)
りで申しませう。
いろ扱ひ
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
昔
噺
(
ばなし
)
をしたり、
毱
(
まり
)
をついたり、
草双紙
(
くさざうし
)
を讀んだり、綾取りをしたり、雨降り續きでお客がないから、何しろ退屈でせう、——頬つぺたを嘗められたのはおまけですが、三度々々が
店屋物
(
てんやもの
)
銭形平次捕物控:314 美少年国
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
草双紙(くさざうし)の例文をもっと
(2作品)
見る
“草双紙”の解説
草双紙(くさぞうし)は、江戸時代中頃から江戸で出版された絵入り娯楽本、赤本・黒本・青本・黄表紙・合巻の総称である。絵草紙(えぞうし)・絵双紙(えぞうし)・絵本(えほん)とも呼んだ。江戸の大衆本・江戸地本の中心を占めた。
(出典:Wikipedia)
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
双
常用漢字
中学
部首:⼜
4画
紙
常用漢字
小2
部首:⽷
10画
“草”で始まる語句
草鞋
草
草履
草臥
草叢
草原
草木
草鞋穿
草花
草葺
検索の候補
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絵草紙
絵草紙屋
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枕草紙
紙巻煙草
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餓鬼草紙
草艸紙
“草双紙”のふりがなが多い著者
堺利彦
三上於菟吉
淡島寒月
永井荷風
三遊亭円朝
中里介山
夏目漱石
林不忘
福沢諭吉
吉川英治