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毱
ふりがな文庫
“毱”の読み方と例文
読み方
割合
まり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まり
(逆引き)
スポーンと
紅葉
(
こうよう
)
の
茂
(
しげ
)
りへおちた
梅雪
(
ばいせつ
)
のからだは、
毱
(
まり
)
のごとくころがりだして、土とともに、ゴロゴロと
熊笹
(
くまざさ
)
の
崖
(
がけ
)
をころがってきた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そうして雑草を踏みしだいて駈け廻ったり、ゴム
毱
(
まり
)
をはるばると投げ上げたりする輝かしい遊びからも彼はすっかり遠ざかってしまった。
青草
(新字新仮名)
/
十一谷義三郎
(著)
染八の肩から、こう
蹴鞠
(
けまり
)
の
毱
(
まり
)
のような
物体
(
もの
)
が、宙へ飛びあがり、それを追って、深紅の布が一筋、ノシ上がった。切り口から吹き上がった血であった。
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
毱(まり)の例文をもっと
(7作品)
見る
毱
部首:⽑
12画
“毱”を含む語句
手毱唄
毱栗頭
蹴毱
“毱”のふりがなが多い著者
十一谷義三郎
国枝史郎
吉川英治
夢野久作
野村胡堂