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茂
ふりがな文庫
“茂”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しげ
75.4%
しげり
9.4%
しげみ
7.2%
しげる
2.9%
も
2.2%
お
0.7%
し
0.7%
しげっ
0.7%
もつ
0.7%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しげ
(逆引き)
檜木
(
ひのき
)
、
椹
(
さはら
)
、
明檜
(
あすひ
)
、
槇
(
まき
)
、
𣜌
(
ねず
)
——それを
木曾
(
きそ
)
の
方
(
はう
)
では
五木
(
ごぼく
)
といひまして、さういふ
木
(
き
)
の
生
(
は
)
えた
森
(
もり
)
や
林
(
はやし
)
があの
深
(
ふか
)
い
谷間
(
たにあひ
)
に
茂
(
しげ
)
つて
居
(
ゐ
)
るのです。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
茂(しげ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
しげり
(逆引き)
庭樹の
茂
(
しげり
)
に隠れ行く篠田の
後影
(
うしろかげ
)
ながめ
遣
(
や
)
りたる渡辺老女の
瞼
(
まぶた
)
には、ポロリ一滴の露ぞコボれぬ「きツと、お
暇乞
(
いとまごひ
)
の
御積
(
おつもり
)
なんでせう」
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
茂(しげり)の例文をもっと
(13作品)
見る
しげみ
(逆引き)
三
方
(
ぱう
)
は、
大巌
(
おほいは
)
夥
(
おびたゞ
)
しく
累
(
かさな
)
つて、
陰惨冥々
(
いんさんめい/\
)
たる
樹立
(
こだち
)
の
茂
(
しげみ
)
は、
根
(
ね
)
を
露呈
(
あらは
)
に、
石
(
いし
)
の
天井
(
てんじやう
)
を
蜿
(
うね
)
り
装
(
よそほ
)
ふ——こゝの
椅子
(
いす
)
は、
横倒
(
よこたふ
)
れの
朽木
(
くちき
)
であつた。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
茂(しげみ)の例文をもっと
(10作品)
見る
▼ すべて表示
しげる
(逆引き)
同じ家に居るからと云つて子に父の遺伝があるなどヽ云ふことは不思議なことではないかと、この間も
茂
(
しげる
)
に語つて居るのを聞きました。
遺書
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
茂(しげる)の例文をもっと
(4作品)
見る
も
(逆引き)
かん
茂
(
も
)
のスジと切茸のつけ焼、白魚なら生きたままを生海苔で食べるという、三代前からの生粋の深川っ子で、旅といえば、そのとしまで、東は塩原
野萩
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
茂(も)の例文をもっと
(3作品)
見る
お
(逆引き)
畏
(
おそ
)
れ多いご比較ではあるが、吉野の
御陵
(
ごりょう
)
には、雑草が
離々
(
りり
)
と
茂
(
お
)
いて、ここの何分の一の
御築石
(
みきずき
)
もない——
穢
(
けが
)
れもくそもあるものか、俺は、斬る
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
茂(お)の例文をもっと
(1作品)
見る
し
(逆引き)
小石だも
掃
(
はら
)
ひし
三五
福田
(
ふくでん
)
ながら、さすがにここは寺院遠く、
三六
陀羅尼
(
だらに
)
三七
鈴錫
(
れいしやく
)
の
音
(
こゑ
)
も聞えず。
木
(
こ
)
立は
三八
雲をしのぎて
茂
(
し
)
みさび、
三九
道に
界
(
さか
)
ふ水の音ほそぼそと
清
(
す
)
みわたりて物がなしき。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
茂(し)の例文をもっと
(1作品)
見る
しげっ
(逆引き)
彼の田原藤太が射た大
蜈蚣
(
むかで
)
の住みかだと思うと、黒く
茂
(
しげっ
)
た山の様を物凄く感じた。
鳴雪自叙伝
(新字新仮名)
/
内藤鳴雪
(著)
茂(しげっ)の例文をもっと
(1作品)
見る
もつ
(逆引き)
「
茂
(
もつ
)
ちやんだつて
屹度
(
きつと
)
何とかしてくれるに違ひない。」と私は
曩
(
さき
)
に久しぶりで佐賀へ青服を着て帰つて来た友達をも頼みにしてゐた。
ある職工の手記
(新字旧仮名)
/
宮地嘉六
(著)
茂(もつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
茂
常用漢字
中学
部首:⾋
8画
“茂”を含む語句
繁茂
生茂
逆茂木
賀茂
家茂
加茂川
賀茂真淵
茂木
茂吉
下加茂
茂兵衛
茂山
鬱茂
茂徳
茂野
樹下茂国
茂次
茂世
茂生
大茂
...
“茂”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花
樋口一葉
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
楠山正雄
アントン・チェーホフ
作者不詳
国木田独歩
中里介山
島崎藤村