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後影
ふりがな文庫
“後影”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うしろかげ
96.9%
かげ
3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うしろかげ
(逆引き)
全身砂埃を浴びた彼の
後影
(
うしろかげ
)
が、刹那に高く大きくなり、その上
行
(
ゆ
)
けば
行
(
ゆ
)
くほど大きくなり、仰向いてようやく見えるくらいであった。
些細な事件
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
庭樹の
茂
(
しげり
)
に隠れ行く篠田の
後影
(
うしろかげ
)
ながめ
遣
(
や
)
りたる渡辺老女の
瞼
(
まぶた
)
には、ポロリ一滴の露ぞコボれぬ「きツと、お
暇乞
(
いとまごひ
)
の
御積
(
おつもり
)
なんでせう」
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
後影(うしろかげ)の例文をもっと
(31作品)
見る
かげ
(逆引き)
後影
(
かげ
)
は確かにわが陸軍の将校士官のうちなるべし。一人は
濶大
(
かつだい
)
に一人は細小なるが、打ち連れて物語などして行くさまなり。武男はその一人をどこか見覚えあるように思いぬ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
後影(かげ)の例文をもっと
(1作品)
見る
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
影
常用漢字
中学
部首:⼺
15画
“後”で始まる語句
後
後生
後退
後方
後悔
後姿
後家
後手
後日
後世
検索の候補
背後影
影後
“後影”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
徳冨蘆花
高山樗牛
押川春浪
三遊亭円朝
木下尚江
内田魯庵
夏目漱石
魯迅
作者不詳