“瞼”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
まぶた97.7%
まなぶた0.6%
まぶち0.6%
けわ0.3%
ひとみ0.3%
みは0.3%
0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“瞼”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語8.0%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)1.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
もたがまちの角の花壺はなつぼのねむり草が、しょうことなしに、葉のまぶたさきの方から合せかけて来た。
母子叙情 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
青年の赤いネクタイが、その睡眠不足らしいれぼったいまぶたや、かさかさに乾いた黄色っぽい顔面とが不釣合に見えた。
鞄らしくない鞄 (新字新仮名) / 海野十三(著)
真闇まやみにはまぎらふ光あらなくにまなぶたさとしにほひのみして
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
幮の中にまなぶたとぢてこやれども蚊に螫され居し足もすべなく
長塚節歌集:3 下 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
婆さんはれぼったいまぶちの奥から細い眼を出して、まぼしそうに豊三郎を見上げた。
永日小品 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
かるふ……まぶちがふつくりとつて、ことなつた意味いみ笑顏ゑがほせた、と同時どうじいちじるしくまゆせた。
艶書 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
日の暮はけわしいがけの上に、寂しそうな彼を見出した。
素戔嗚尊 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
矢張桶をぶらぶら擔いで來るが、寢くたれ髮のしどけなさ、起きた許りではれぼつたくなつてゐるひとみさへ、殊更艶かしく見える。
天鵞絨 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
それらは鬼が笑う来巳の年の新年号に「蛇の話」として出すから読者諸君は竜の眼をみはり蛇の鎌首を立てちたまえというのみ。
日が重なると、赤裸になって陣門の近くに群れ、尻振しりふり踊りをしたり、をむいてあかんべえをしたりして、蜀兵を憤らせた。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)