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瞼毛
ふりがな文庫
“瞼毛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まつげ
87.5%
まゆげ
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まつげ
(逆引き)
ついと立つて紅い道化頭巾を冠る、浴衣を脱ぐ、薄いシヤツ一枚になつて、さて眉から鼻、口元と白粉を
均
(
なら
)
す、長い
瞼毛
(
まつげ
)
の
周囲
(
まはり
)
を青インキで濃く隈をつける。
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
数々の
羞
(
はじ
)
を知らぬ
放埒
(
ほうらつ
)
な女を見て来続けている山口には、お杉の滑らかに光った淡黒い皮膚や、
瞼毛
(
まつげ
)
の影にうるみを湛えた黒い眼や、かっちり
緊
(
しま
)
った足や腕などは、忘れられた岩陰で
上海
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
瞼毛(まつげ)の例文をもっと
(7作品)
見る
まゆげ
(逆引き)
玉枝は孔雀の毛のやうな
瞼毛
(
まゆげ
)
に真珠のやうな涙の滴りを孕ませて居る。
死線を越えて:02 太陽を射るもの
(新字旧仮名)
/
賀川豊彦
(著)
瞼毛(まゆげ)の例文をもっと
(1作品)
見る
瞼
漢検1級
部首:⽬
18画
毛
常用漢字
小2
部首:⽑
4画
“瞼”で始まる語句
瞼
瞼下
瞼眼
瞼際
“瞼毛”のふりがなが多い著者
田村俊子
賀川豊彦
直木三十五
北原白秋
横光利一
国枝史郎
野村胡堂