“放埒”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ほうらつ63.5%
はうらつ34.4%
わがまま1.0%
ホウラツ1.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“放埒”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語5.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.0%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
おもだちは長年の放埒ほうらつすさんだやつれも見えるが、目もと口もとには散りかけた花の感傷的な気分の反映がある。
何で、これらの者を、一越前守が、裁ききれよう。まして、越前自身も、凡愚ぼんぐ放埒ほうらつな前身もあった身として。
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして、これらの憂欝を流し込むところは彼には結局女色より他になく、彼の放埒はうらつな日々の行為はやはり続けられてゐるのである。
日本三文オペラ (新字旧仮名) / 武田麟太郎(著)
「御總領の彌三郎とかを、身持放埒はうらつで勘當なすつたといふことですが、あれが、彌三郎さんぢやありませんか」
それまでは、機会おりに依っては、何処かつんと思い揚って、取澄ましているかと思えば、またひどつつましやかで、愛想もそう悪くはなかったが、今夜は余程思い余ったことがあるらしく、心が悩めば悩むほど、放埒わがままな感情がぴり/\と苛立って、人を人臭いとも思わぬような、自暴自棄すてばちな気性を見せて来た。
別れたる妻に送る手紙 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
行状、粗暴放埒ホウラツニ依リ——という理由だった。
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)