“放埒無頼”の読み方と例文
読み方割合
ほうらつぶらい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「もしあの絵さえ描かなんだら、そなたが自分の美に慢じて、放埒無頼ほうらつぶらいの浅間しい身とはなりもせずに済んだであろうに——」
艶容万年若衆 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
けい州の某家の忰は元来が放埒無頼ほうらつぶらいの人間であった。ある時、裏畑に土塀どべいを築こうとすると、その前の夜の夢に一人の美人が枕もとに現われた。