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荊
ふりがな文庫
“荊”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いばら
74.1%
けい
11.1%
とげ
7.4%
おどろ
3.7%
うまら
3.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いばら
(逆引き)
それはあたかも燃ゆる
荊
(
いばら
)
に似ていた。そしてこの燃えたつ盆地のまん中から、種子と日光とに酔った一羽の
雲雀
(
ひばり
)
が舞い上がっていた。
ジャン・クリストフ:11 第九巻 燃ゆる荊
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
荊(いばら)の例文をもっと
(20作品)
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けい
(逆引き)
荊
(
けい
)
州の某家の忰は元来が
放埒無頼
(
ほうらつぶらい
)
の人間であった。ある時、裏畑に
土塀
(
どべい
)
を築こうとすると、その前の夜の夢に一人の美人が枕もとに現われた。
中国怪奇小説集:15 池北偶談(清)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
荊(けい)の例文をもっと
(3作品)
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とげ
(逆引き)
いかに切り開いても切り開いても、幾重の荊棘と毒草とが重なり合つて行く手を
鎖
(
とざ
)
し、動くことはます/\その
荊
(
とげ
)
と毒とに傷害されることになつた。
天国の記録
(旧字旧仮名)
/
下村千秋
(著)
荊(とげ)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
おどろ
(逆引き)
光
(
ひかり
)
の中につらつら
御気色
(
みけしき
)
を見たてまつるに、
朱
(
あけ
)
をそそぎたる
竜顔
(
みおもて
)
に、
一二八
荊
(
おどろ
)
の
髪
(
かみ
)
膝
(
ひざ
)
にかかるまで乱れ、
白眼
(
しろきまなこ
)
を
吊
(
つ
)
りあげ、
熱
(
あつ
)
き
嘘
(
いき
)
をくるしげにつがせ給ふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
荊(おどろ)の例文をもっと
(1作品)
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うまら
(逆引き)
「道のべの
荊
(
うまら
)
の
末
(
うれ
)
に
這
(
は
)
ほ豆のからまる君を
離
(
はか
)
れか行かむ」(同・四三五二)も同じような場面だが、この
豆蔓
(
まめづる
)
の方は間接に序詞を使って技巧的であるが、それでも
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
荊(うまら)の例文をもっと
(1作品)
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荊
漢検準1級
部首:⾋
9画
“荊”を含む語句
荊棘
荊州
荊蕀
荊与棘塞路
荊襄
荊莿
荊軻
荊妻
荊棘何無情
荊楚
荊山
荊榛
荊陜
魚住荊石
蔓荊
荊門
荊莽
蔓荊子
荊楚歳時記
荊棘路
...
“荊”のふりがなが多い著者
レオ・トルストイ
ロマン・ロラン
下村湖人
下村千秋
南方熊楠
福沢諭吉
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
徳田秋声
斎藤茂吉
中里介山