“荊榛”の読み方と例文
読み方割合
けいしん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主人の蔭多き大柳樹の下にありて、あつらへし朝餉あさげの支度する間に、我等はこの烟煤えんばいの窟をのがれ、古祠ふるほこらを見に往くことゝしたり。委它いだたる細徑は荊榛けいしんの間に通ぜり。
東海の老叟ろうそう荊榛けいしんを辞す
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)