“古祠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こし50.0%
ふるほこら50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくしが砂町(すなまち)の南端に残っている元八幡宮(もとはちまんぐう)の古祠(こし)を枯蘆(かれあし)のなかにたずね当てたのは全く偶然であった。始めからこれを尋ねようと思立って杖を曳いたのではない。
元八まん (新字新仮名) / 永井荷風(著)
主人の蔭多き大柳樹の下にありて、誂(あつら)へし朝餉(あさげ)の支度する間に、我等はこの烟煤(えんばい)の窟を逭(のが)れ、古祠(ふるほこら)を見に往くことゝしたり。委它(いだ)たる細徑は荊榛(けいしん)の間に通ぜり。