“古今”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ここん78.4%
こきん18.9%
こゝん2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
われは現時文壇の趨勢を顧慮せず、国の東西を問はず時の古今ここんを論ぜず唯最もわれに近きものを求めてここにやすんぜんと欲するものなり。
矢立のちび筆 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
「近衛前嗣卿から贈られた古今こきんです。みずから和歌をもうなどとは思わぬが、兵馬倥偬へいばこうそうのあいだにも、歌心は有りたく思う」
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『さうね、不思議ふしぎなこと』と海龜うみがめこたへて、いはうへ目録もくろくかぞしました、『——不思議ふしぎこと古今こゝんわたれる大海學だいかいがくの、それから懶聲なまけごゑすこと——懶聲なまけごゑ先生せんせい年老としとつた海鰻はもで、 ...
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)