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古風
ふりがな文庫
“古風”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こふう
91.3%
いにしえぶり
8.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こふう
(逆引き)
大きなお
城
(
しろ
)
がそびえ立ち、
低
(
ひく
)
い
壁
(
かべ
)
と
離
(
はな
)
れ
屋
(
や
)
にかこまれた中庭には、美しく石がしきつめてあって、
古風
(
こふう
)
な
庭園
(
ていえん
)
はいかにも
優雅
(
ゆうが
)
です。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
そして一目見ると
直
(
すぐ
)
に、
少
(
すこ
)
しあけツ
放
(
はな
)
しの
點
(
てん
)
のある
代
(
かはり
)
には、こせつかぬ、おツとりとした、
古風
(
こふう
)
な
顔立
(
かほだて
)
であることを見て取ツた。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
古風(こふう)の例文をもっと
(21作品)
見る
いにしえぶり
(逆引き)
古風
(
いにしえぶり
)
を存ぜる
弔燭台
(
つりしょくだい
)
の
黄蝋
(
おうろう
)
の火遠く光の波を
漲
(
みなぎ
)
らせ、数知らぬ勲章、肩じるし、女服の飾などを射て、祖先よよの
油画
(
あぶらえ
)
の肖像の間に挾まれたる大鏡に
照反
(
てりかえ
)
されたる、いへば
尋常
(
よのつね
)
なり。
文づかひ
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
古風
(
いにしえぶり
)
を存ぜるつり
燭台
(
しょくだい
)
の
黄蝋
(
おうろう
)
の火遠く光の波をみなぎらせ、数知らぬ勲章、肩じるし、女服の飾りなどを射て、祖先よよの曲画の肖像の間にはさまれたる大鏡に照りかえされたる、いえば
尋常
(
よのつね
)
なり。
文づかい
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
古風(いにしえぶり)の例文をもっと
(2作品)
見る
“古風”の意味
《名詞》
古 風(こふう)
思考ややり方、様式などが古めかしいさま。
人柄が奥ゆかしいさま。
漢詩で古い形の詩のこと。
(出典:Wiktionary)
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
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